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ピロリ菌専門外来では採血検査や呼気の採取による検査を実施

胃がんの原因の大半を占めるピロリ菌は、福住内科クリニックのピロリ菌専門外来で除菌できます。検査は、ペプシノーゲンとピロリ菌抗体を同時に測定する採血検査および尿素呼気試験が一般的です。

採血検査の結果は、A群・B群・C群・D群の4段階で結果が表示されます。A群はペプシノーゲンとピロリ菌抗体がともに陰性の状態で、胃がんの発症リスクはほとんどありません。

B群はペプシノーゲンが陰性、ピロリ菌抗体が陽性、C群はペプシノーゲンとピロリ菌抗体ともに陽性、D群はペプシノーゲンが陽性、ピロリ菌抗体が陰性の状態です。D群に近付くにつれて、胃がんの発症リスクが高まると考えてください。

採血検査の結果がB群だった場合は、1ヶ月後に尿素呼気試験を実施します。結果が陰性であれば除菌成功、陽性であれば2次除菌へと進む流れです。福住内科クリニックの場合は、2次除菌までに6ヶ月程度の間隔を空けています。採血検査の結果がC群およびD群の方は1年以内に内視鏡検査を受診し、消化性潰瘍や胃がんがないなどの条件をクリア後、尿素呼気試験へと進むのが一般的です。

ピロリ菌の除菌の成功率は、保険診療が80~97%、自費診療が95~97%といわれています。年齢が若いうちに除菌しておくと、胃がんの予防率をより高められるでしょう。なお自費診療で除菌する場合、費用は税込で約5,400円~22,059円です。内視鏡検査料が別途発生する可能性もあります。